観葉植物のレンタルサービスで進む多様化

観葉植物をレンタルするサービスは、一般的にオフィスや商業施設向けです。

しかし近年、物を持つ考えからシェアする考えに変化しており、サービス内容も多様化しています。個人向けのレンタルサービスが、その一つです。

個人向け観葉植物をレンタルするメリット

個人の方が観葉植物を購入せずにレンタルするメリットとして、次の点が挙げられます。

手入れする必要がなくなる

レンタルサービスは植物をレンタルするだけでなく、スタッフが定期的に訪れ、水やりや剪定を行うのが一般的です。さらに、害虫駆除や清掃なども行いますので、メンテナンスの手間がかかりません。

コーディネートも依頼できる

ご要望に沿って観葉植物を選定し、空間のコーディネートも可能です。理想の空間に仕上がり、空間に調和する植物を楽しめるメリットもあります。

観葉植物を交換できる

部屋の模様替えをすると、部屋のイメージに観葉植物がマッチしなくなる可能性も否定できません。レンタルサービスであれば、必要に応じて好みの観葉植物に交換が可能です。

初期費用を抑えられる

植物を育てるためには肥料、害虫駆除の殺虫剤、鉢、鉢カバーなど、様々なものを購入する必要がありますので、費用がかかります。大型の鉢になると、鉢だけで数万円する場合も珍しくありません。

レンタルサービスでは毎月のレンタル料が発生しますが、メンテナンスの道具や肥料などの購入は不要です。そのため、観葉植物の導入に必要な初期費用を抑えられる点も魅力です。

個人で観葉植物をレンタルする際の注意点

個人の方が観葉植物をレンタルする際の主な注意点として、次の4つが挙げられます。

取り扱いのある観葉植物の種類を確認する

レンタル業者が、レンタルしたい植物を取り扱っていない可能性も否定できません。特に、希少種や日本であまり見かけない観葉植物は、取り扱いがない場合がありますので注意が必要です。

見積もりを依頼する

料金の中にメンテナンス費用や鉢カバーのレンタル料が含まれていない可能性もあります。より正確な金額を知るために、レンタル契約を結ぶ前に見積もりを依頼しましょう。

契約内容を確認する

レンタル業者によっては、最低レンタル期間を設定している、もしくは観葉植物の変更やキャンセルした場合にキャンセル料が発生する場合があります。後々追加料金が発生しないよう、契約する前に契約内容を十分に確認しておくことも重要です。

レンタルと購入を比較する

観葉植物は、ホームセンターや地元の花屋で簡単に購入できます。購入よりもレンタルのほうがお得になることが多いですが、丈夫で手入れが簡単な種類を購入すればランニングコストを抑えられる場合もあります。

種類やサイズによって、どちらのほうがコスト削減可能なのかは変わってくるでしょう。見積もり金額を確認する場合は、購入する際にかかる費用と比較し、コストを抑えられるほうを選びましょう。