オフィスにグリーンをデザインする効果

オフィスにグリーンをデザインする主な効果は、以下のとおりです。

空気環境の改善

植物は、人間とは反対に二酸化炭素を取り入れ酸素を排出しますので、眠気や頭痛の原因となる二酸化炭素の濃度を下げるのに効果的です。オフィス内はエアコンにより乾燥しやすいですが、植物は水分も放出するため湿度を保てます。

植物によっては、ホルムアルデヒドやベンゼンなどの有害物質を除去する働きも期待できますので、観葉植物をオフィスに置くだけで、簡単に空気環境を改善する効果を期待できる点が魅力です。

ストレスの軽減

色は感情に作用するといわれており、植物の緑色は、気分をリフレッシュする効果があります。

植物の香りや一部の植物が放出するマイナスイオンは、リラックス状態へ導く副交感神経を優位にする働きがあるのです。オフィスに緑を積極的に取り入れることで、ストレス軽減も期待できます。

業績アップ

植物を置いて空気環境を改善し、ストレスを軽減することで、自然に作業効率や業績がアップする可能性があります。労働環境が整うことで作業員の健康状態が良くなり、労働意欲やモチベーションを維持しやすくなるからです。

ブランディング効果

オフィスの雰囲気が暗いことは、就職したくない理由として挙げられるケースが少なくありません。

一方、植物を取り入れた明るいオフィスを演出することは、イメージアップに効果的です。企業のイメージが良くなれば、有能な人材も確保しやすくなります。

オフィスにグリーンをデザインする際のポイント

オフィスにグリーンをデザインする主なポイントは、次の5つです。

最初に予算を決める

植物を育てるためには肥料や殺虫剤が必要ですので、メンテナンス費用を考慮しておかないと予算オーバーになる可能性があります。植物の種類によって価格が異なりますので、まずは予算を決めておくことが大切です。

植物の入手方法を選ぶ

導入方法は、購入かレンタルのいずれかです。オフィスの規模や導入する植物の種類、サービス内容によって料金が変わってきますので、どちらが安いとは一概にはいえません。導入方法は、オフィスのニーズに合わせて選択することが重要です。

植物を設置できるか確認する

オフィスには設置物に関する規則がある、もしくは許可が必要となる場合があります。植物が設置できるかあらかじめ確認してください。

配置の仕方に注意する

植物配置が従業員の作業の妨げにならないように、デザインすることも重要なポイントです。

オフィスのテイストに合わせる

観葉植物は、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど広範囲に生息していますので、選ぶ植物によってオフィスの雰囲気は変わってきます。グリーンデザインはオフィスの内装と調和させることが大切です。

どれを選ぶか迷うこともあるかもしれませんが、その場合はレンタルショップにデザインを依頼することをおすすめします。